タガが緩む・外れた時の対処法

タガが緩む原因

桶樽の材料である木材は、湿気が多いと膨張し、乾燥すると収縮します。そのため、未使用であっても、エアコンが効きすぎる場所や冬場の乾燥期には、タガが緩む場合があります。また、桶樽を使用した際、内容物から受ける圧力と木材組織の膨張による力を受けることで、タガが伸びたままとなり、桶樽本体の乾燥による収縮によって緩むことがあります。

タガが緩む・外れた時は、下記の対処法に従って補修してください。


注意事項

補修するには、金槌・カマボコ板や木片を使用します。
作業の際は、手袋・保護メガネを着用の上、ケガをしないよう十分に注意してください。

タガの状態によっては交換が必要となる場合があります。
交換をご希望の場合は有償となります。

ご不明な点やご質問等がありましたら弊社までお問い合わせください。


竹タガが緩んだ時の対処法

桶樽を逆さまにし、竹タガにカマボコ板や木片を当て、回しながら金槌で叩きます。
叩くことで、竹タガが締め上がります。


タガが緩む・外れた時の対処法

桶樽を逆さまにし、タガにカマボコ板や木片を当て、傷つかないよう金槌で軽く打ち、はめ込みます。
溝にタガを戻し水をかけます。

水をかけることで、タガはしっかりとはまります。