桶と樽の違いは簡単にいうと上蓋が外せないものを樽、蓋が無いもしくは取り外せるものを桶と言います。
よって醸造するための器として味噌樽と言い方は正しくありません。
当社の桶樽は樹齢100年前後の秋田杉を使用(※1)した製品です。秋田杉は、日本三大美林(青森ヒバ、木曽檜、秋田杉)のひとつで、芳醇な香りでありながら刺激が少なく、食用器や容器の素材として古くから利用されています。当社では大変貴重な高樹齢秋田杉の赤味部分を用いており、抗菌性、耐久性に優れています。高樹齢の秋田杉は年輪の幅が狭いため以下のような利点があります。
- 木目が美しい
- 強度に優れている
- 材料伸縮が少なく狂いにくい
また、当社の酒樽・味噌桶・いずし桶などは竹タガで締める上げる伝統技法に則った製作を続けており、木の食器・容器として素材を大切にしてきた秋田の伝統が生きています。
(※1)青森ヒバ湯桶を除きます。
秋田杉の桶樽をオンライン・ショップにて販売しております。職人の技が息づく伝統工芸品・秋田杉のぬくもりを是非お試しください。
秋田の「はたはたずし」、金沢の「かぶらずし」、北海道の「魚(いお)ずし」、滋賀の「ふなずし」など全国の「なれずし」を漬ける桶としてよく利用されています。業務用はもちろんのこと、ご自宅で本格的な「いずし」を楽しみたい方へ、樹齢100年前後の秋田杉を使用した「いずし桶」を是非お試しください。
味噌樽という言い方は実は間違いです。樽は上蓋が取外し出来ないものです。蓋がない、もしくは蓋が取り外せるものを桶といいます。
多くのご要望にお応えして秋田杉で化学接着剤不使用の味噌桶を作りました。側、底板は樹齢100年前後の秋田杉で耐久性高い赤身材のみ使用。特に側板は味噌作りに最適な「板目材」を贅沢な厚さで木取り、天然膠で補強。京都産の竹を組みタガで締上げました。蓋は樹齢60年以上の秋田杉、錆びにくいステンレス釘、天然膠を使用。底外部は腐れ難い様に柿渋を三回塗りしました。
本物の自然素材のみで作った木桶です。職人が材料を吟味し手間と時間を掛けて3㎏、6㎏、10㎏をご用意致しました。
味噌作り、ぬか漬けなど本物の手作りを求める方に是非お勧め致します。
高樹齢秋田杉のおひつは「あつあつ」のご飯をよそっておいても 炊き立てのおいしさが長持ちし、また、ほのかな杉の香りを楽しめます。
素材には厳選された樹齢100年前後の秋田杉を使用し、さらに大変貴重な赤味部分の柾目だけを使用しています。杉の赤味部分の優れた抗菌性、防カビ性によって、ご飯をおいしく長持ちさせることができます。蓋は大きめに作っておりますので、桶部分が膨らんでも無理なく取ることができます。
高樹齢秋田杉のすしは飯台は、すし飯を作るときの余分な酢を吸収することで、さらっと「おいしい」すし飯が作れます。
素材には厳選された樹齢100年前後の秋田杉を使用し、さらに大変貴重な赤味部分の柾目だけを使用しています。杉の赤味部分は耐酸性・吸水性があり、すし飯をおいしく作る機能性の高い、優れた素材です。
高樹齢秋田杉で作られた多目的桶です。ワインやシャンパンクーラーとして、また花器として、インテリアとしても和洋を問わず生活に彩りを添えてくれます。
素材には厳選された樹齢100年前後上の秋田杉を使用し、さらに大変貴重な赤味部分の柾目だけを使用しています。
高樹齢の秋田杉で作られた酒樽です。美しい見た目はもとより竹タガを7本使用した頑丈なつくりで、全国の醸造元様にもご愛顧頂いております。お祝い事での鏡割り、お店のインテリアとして飾ることもできます。
(菰、酒類はついておりません。酒樽容器のみです)
※酒造会社様や業務用をお求めの方は、 お問合せ下さいませ。
秋田杉と同様に日本三大美林のひとつに数えられる青森ヒバを利用した湯桶です。
当社は青森県の南下に位置しており、時折、優良な青森ヒバを入手することができます。当社の桶樽技術を活かして、若手職人が青森ヒバを利用した湯桶を丹精込めて作りました。 底板はしっかりとした厚さを確保しつつ、上縁を極限まで削ることで軽量化を図っています。
醸造元様へのロット販売のみ対応しておりましたが、個人の方からも多くのご要望を頂いておりました麹蓋の販売を開始致します。麹づくりに最適とされている高樹齢秋田杉のみで作っています。
プロの杜氏さんからもアドバイス頂いた本職向け麹蓋です。
麹蓋素材はすべて製材所ならではの吟味された高樹齢の秋田杉・赤身柾目板。
弊社の桶樽職人が持てる技術を駆使して一枚一枚手作りで仕上げました。
秋田杉の桶樽をオンライン・ショップにて販売しております。
〈沓澤製材所〉 伝統ある企業が挑む、 秋田杉ブランド第二世代を担う 製品づくり。
byコロカル(マガジンハウス)