竹タガが切れる原因
竹タガは自然素材のため、急激な温度変化や保管場所が過乾燥の場合、切れる(弾ける)ことがあります。また、常に緊張状態のため、軽い衝撃でも切れることがあります。
竹タガは、一本の竹を伝統的技術に則って何重にも編んでいます。写真のように切れたり、数カ所切れた場合でも、よほど緩まない限り、桶樽の機能には支障はありませんので、安心してお使いください。
竹タガが切れた時は、下記の対処法に従って補修してください。
注意事項
補修するには、カッターを使用します。
作業の際は、手袋・保護メガネを着用の上、ケガをしないよう十分に注意してください。
竹タガの状態によっては交換が必要となる場合があります。
交換をご希望の場合は有償となります。
ご不明な点やご質問等がありましたら弊社までお問い合わせください。
竹タガが切れた時の対処法
① カッターで切れた元の部分に切れ目を入れます。桶樽を縦にしたままで作業しづらい場合は横にします。
② 切れ目が深くなったら切れた部分を折り曲げます。
③ 下部にある竹タガを切らないよう注意しながら、さらに折り曲げた部分に切れ目を入れます。
④ 折り曲げた部分にカッターを当て切り取ります。
⑤ 竹が取れた部分にササクレが残っている場合は、軽くカッターで削ります。